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内なる女性性と男性性の対話      人編

お勧めします!

がとても興味深くて、気づかされることが多かったのでその興奮のままに、

最近は自分の内なる女性性と男性性に話しかけています。

不思議なことに、どんどん彼らは変わっていきます。面白い。

今回は対話させてみました。時間を置いて読み返してみると「お、面白いな!」

と、自画自賛(笑)。

女 ただ、愛されたいの。

それは、何かプレゼントやどこかに連れて行ってほしいとか言うのではなくて。ただ、わたしが目の前にいてくれてうれしいと何度も言ってほしい。その言葉を聞きたいだけ。わたしを視野に入れているだけであなたのからだがくつろぎ、こころが満たされるようすを見たいわ。そんなことなの。わたしといることがあなたに喜びをあたえているという実感を感じたいの。それがわたしの喜び。理由なく好きで、ほしいものはおまえがすべてだと言われたいの。わたしの求めてる、愛されるとはそういうこと。抵抗できないほどただおまえが好きで、一緒にいたいだけだと言われたい。あなたのからだがわたしをよろこぶさまを感じたいの。あなたの心がわたしを求めるのを感じたい。欲しいのはそれだけ。あたしにとって愛されるとは、あなたのこころとからだでわたしを求め、わたしがただあるがままでよろこんでほしいということ。そして、あなたのこころとからだでこのわたしを確かめながら、ともに同じ熱で登りつめてだんだんと本当のわたしを見せてほしいということ。

男 どう言えばいいだろう。

それは、不可思議な力で引き寄せられるようなもので。訳が分からなくて、ただおまえを見つめている。お前の姿を見るだけで、おれの心は浮き立ち、心にさざなみが起こる。おまえがおれを見ると、おれのからだは熱くなり、胸に切なさがあふれてくる。近づいてお前に触れると、からだの内側に力が満ちて、奔流が音を立てて流れる。美しく、尊いおまえ。おれの命の源。ただ、その命に触れさせてくれ。ただ、おまえの泉にこの躰を浸していたい。どれほど、腹が立とうと、どれほど呆れさせられようと、おれはおまえを無視できない。おまえの発する言葉の一つ一つに反応してしまう。おれを翻弄してくれ。これ以上、互いの肌で隔てられたままでいるくらいなら、おまえとどうなろうとも一つになりたい。

女 愛おしいあなた

あなたの目で見つめられると、わたしは自分の美しさが誇らしくなる。自分の尊さを心の底から信じて受け入れられる。あなたがわたしに触れると、あなたのからだから送り込まれた熱が発火して、わたしの奥底(子宮)が薪をくべたかまどのように燃える。あなたの狂おしいほどの熱は、やがてわたしの子宮で豊かな黒い土となって、あなたの内側に振り積もっていく。

男 おれの美しいおまえ。

おまえの子宮の炎とふいごのような熱い息は、おれの内側の理性を焼き、やがておれの内側に豊かな黒い土を積もらせる。それはおれを冷やし、ゆっくりと確実に未知の力を目覚めさせる。どこまでも広がり、なにものにも屈しない柔軟な力が俺のものとなる。

女 ただ私を愛するあなた

あなたと作る雷は、あなたの土壌を芽吹かせる。あなたが新しい命になったのが分かる。あなたはわたしに熱を与え、そして命を奪う。わたしはあなたに命を与え、そして新たな美しい命を産み出すの。何どでも。いのちに終わりはないから。終わらないものが命だから。ずっと、あなたは古来よりわたしを崇拝してきた。わたしの中の終わらない命を。

男 おまえは俺の半分で、俺の命のすべて。

終わるまではもうこれ以上のものはないと思うのに、身を離せばすぐに取り戻したくなる。手に入れるほどによけいに欲しい。美しく、誰にも頭を垂れないおまえ。俺はおまえに平伏す。ただ、この世で最も尊いがために。ただ、俺にとって唯一人の女であるがために。

女 愛しうるかぎり、愛して。

ただこのまま、あるがままを愛して。私は女だから。このまま私以外の何者にも成れないから。わたしはこれ以上でも以下でもないから。あなたの女であるだけで、わたしは至高の存在になる。あなたの崇拝を受けるだけで、わたしは完全になる。わたしは全てになる。あなたという個を産み、育む、あなたを取り巻くすべてになる。


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