スキマ理論①スキマ理論とは、ほんとうの「わたし」の在りかを感じるための概念
スキマ理論とは、
スキマ理論とは自分というモノの在りかを感じ取るための概念です。
人の脳はこちらが思っているより、スンバらしくできているので、概念を入れてやると、五感で感じられないことでも
「感じてる~」と思ってくれるのです(経験上ね)。
いつも不思議なのですが、今までこの話をしたすべての人がこの理論を理解してくれました。人の脳ってほんとうにすごいです。
スキマ理論とは、このようであります。
私を1個のボックスと見立てて、世界の中にこのボックスが存在しているとします。
ボックスの左側から、世界が私の中へ「刺激」として入ってきます。
私の中を通って、右側から世界へと「反応」として出ていきます。
そして、私というボックスの中をよく見てみると、
2つに分かれています。
こんな感じで。
左側半分が五感。
右側半分が感情と思考。
五感が一番最初に世界からの「刺激」を受け取ります。
五感は、世界と私との最初の接点です。
いきなり、思考や感情へと世界は入ってこないと思うのです。
世界は、見る・聴く・味わう・触る・匂うという入口から入ってくる。
すると、感情と思考が
「すぐにこうしよう」とか
「腹が立つ」とか
「めんどうだなあ」とか
「逃げよう」とか
いろいろと働きだす。
次に、反応として世界に表現する。
その反応は、
「何もしない」だったり
「泣きだす」だったり
「困ったふりをする」だったり
「走り出す」ことだったりします。
ここまでは、一般的な考えでもあるし、
すんなりと頭に入りやすいと思います。
ここからがスキマ理論です。
スキマが登場します。どこに?どこに?
おおう!
「五感」と「感情・思考」の間にね。入ります。
スキマとは、言ってみれば五感で感じた情報を受け取った後にあり、
感情や思考が働き出す前の場所。そこっ!
分かりにくいかな?
例えば、
寒い冬に疲れて帰ってきて、お風呂に入り、湯船に体を沈めた瞬間のこと。
五感(肌)から温感と触感が入ってきます。
そして、息がもれる「んふう~~~」
その後で、「あーイイ気持ち」ときます。
五感(肌)から温感と触感が →五感を通して刺激がくる
「んふう~~~」 →スキマ
その後で、「あーイイ気持ち」 →反応として発声する
五感を受け取ってから、頭に考えが浮かぶ手前の時間帯=スキマ
(実はスキマの時間は、世界の時間とは別な時間が流れているので時間帯というと微妙に違うのですが、他に言いようがみつからないので)
五感を受け取ってから、頭に考えが浮かぶ手前の時間帯=スキマ
それが、スキマです。
この概念が入ると、もう誰でもスキマを認知できます。
人の脳って素晴らスィ~。
そして、意図的にスキマに居ようとしてみてください。
これは、快・不快どちらでもいいのですが、程度が激しい方がより認知しやすいです。
お風呂に浸かった気持ちよさ
美味しいものを食べた時
美しいものを見た時
簡単に言葉にしないで、
考えをまとめないで、
スキマに居続けようとしてみてください。
浸る、という感じでしょうか。または味わうとでもいいましょうか。
スキマに居る。それは今なんです。
感情や思考にしてしまうと、それはもう過去になってしまう。
刺激~五感~スキマまでが、今。
(でも、刺激は世界であって、私ではないですよ)
スキマを過ぎたら、過去。もう、今ではない。
なぜ?
それはまた次回につづきます。
興味が湧いてきた方はおつきあい下さいね。
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