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スキマ理論②スキマを過ぎたら、そこは過去

前回の記事を読んでいない方は、さきにこちらをどうぞ

→「スキマ理論とはほんとうの「わたし」の在りかを感じるための概念

スキマ理論の説明を続けます。

なぜに、五感とスキマは今で

なぜに、感情と思考は過去なのか?

例えば、大勢の人と一緒に瞑想をしているとします。

私は集団での瞑想に慣れていません。

イマイチ、集中しきれていませんでした。

隣の人が「ゴホンっ!!」と咳ばらいをなさいました。

私「ビクッ」となりまして。

(な、なによっ!瞑想中は静かにでしょ。もうちょっと気を使ってよ)

(さっき、タバコ吸ってたし。だからよ、きっと)

などと、次から次へと雑念が湧いてくるしまつ。

(隣の人のせいよああ~、だめだわ~~)と投げやりな気持ちに。

この状況をつぶさにみてみますと

隣の人「ゴホンっ!!」 ☞ 刺激(今)

私「ビクッ」      ☞ 刺激(今)

(な、なによっ!…)   ☞ 感情・思考(過去)

(さっき、タバコ吸って…)☞ 感情・思考(過去)

(隣の人のせいよ…)  ☞ 感情・思考(過去)

となるわけです。

瞑想は、今ここに居ることを目指すものですね。

つまり、「ゴホン!」「ビクッ」までは、瞑想に失敗していない。

今で居られているから。

そこから、次の感情や思考へ流れていったことで瞑想失敗。

湧きあがる思考や感情を取り上げず、流せれば瞑想続行中なわけ。

もうおわかりかと思いますが、

スキマ=瞑想状態、であります。

だれもが、日常的に瞑想状態に居られてるんです。

刺激を五感で受け取って、言葉や考えが上がってくるまでの間。

お風呂に浸かって

もれる息「んふう~~」

あれですよ、あれは瞑想。

だって、間違いなく今ですから。

過去でも未来でもなく。

(息そのものが重要なのではありませんよー)

特に、

音というものはいつも、今なので

瞑想にはよく利用されていますね。

あの鐘の音。

鐘の音の変化を追い続けると簡単に今で居続けられます。

美味しいものを食べた時、それも普段食べ慣れているもので

全く無警戒でノージャッジだったのが、

予想を超えて美味しい時など黙りますね。

もう、それは何の苦労もなく、スキマにジャストイン(笑)。

鐘の音を聞くときも(聴覚)

お風呂も(触覚)

無警戒で美味しいものを食べたときも(味覚)

五感は簡単にスキマに居させてくれる。

(それ利用して、味覚瞑想を作ったわけですが)

このスキマとは何か?

ほんとうの自分。だと考えています。

ボックスが私と思っていたのですが、

どうやらほんとうの自分はスキマなのではないか!

と、ハタと気づいたわけです。

なぜかというと、

感情や思考は作られたものであることがある。

だって、

「こういう時はこう感じるもの」

「こういう目に会ったら、こうするもの」

と思っている私がいるから。

それは他人基準か、過去の自分基準だから。

それは、今ではない。

条件反射だから。

今感じて、今反応したのではない。

だから、断言しちゃいます。

五感とスキマだけが今であり、

スキマがほんとうの自分なのだと。

スキマは

ゾーンと呼ばれることもあり、

スキマに滞在中は、外の世界とは違う時間の進み方になる。

一瞬と思ったのにずいぶん時間が経っていたり、

ずいぶん時間が経ったなあ、と思ったのに外では一瞬だったりします。

そして、この概念を入れて

スキマを意識していると、ダンダンとスキマが深くなっていきます!

スキマには深さがあるのだと、わかってきました。

物理的になーーんもないものを

あると決めて、あるのだ!と感じていると、

それが深くなっていくなんて、笑っちゃいますよね。

でも、それが人間のすごさ、脳とカラダの凄さだと思います。

面白いなと思ったら、是非この概念を頭に入れてみて下さい。

そして、感じようとしてみてください。スキマを。

それは、豊かな時間です。自由で、自分そのものの時間です。

そして、スキマに居るのに慣れてくると、

普段以上にパフォーマンスがあがります。

決して、のんびりしているだけでもないのです。

今まで以上に高速でいろんなことが処理できるようになっていきます。

スキマ理論の概念は、このように文章でも伝えられるのですが

体感するとなると、難しい人もいます。

それで、スキマを体感できるクラスを作りました。

そして、さらに日常でもスキマに居られるように応用クラスも作りました。

面白いなと思ったら、是非受講してみて下さい。

それは、人生のめったにない体験としてお勧めします。

  • カラダと自分に違和感を感じている人

  • 自分は物覚えが悪いと決めつけている人

  • 絵や花の美しさが感じられない人

  • 食べものの味が分からない人    

  • 食べものに振り回されている人

  • ボーっとできない人

  • 内側から満たされる感じを求める人

  • 見落としの多い人、忘れ物の多い人

には、特におススメします。

人生の新しい一面にようこそ。歓迎いたします~。


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